ホノユカのブログ

音楽と漫画とFF14を愛するブログ

FF14の時事ネタ。

SNSFF14上で障害者用のマークがあった方が良いんじゃないかって案が出ました。

主に反対意見が目立っていますが、中には案を出した人に対して誹謗中傷に近しいような意見もありました。案を出した事は責められる事ではなく、むしろ誰でも遊びやすくしようという大事な意見だと思います。責めるのは間違っているのではないでしょうか。見るだけでも心良いものではないのでやめて欲しいですね。

 

挙げられてた反対意見をいくつか述べてみようと思います。

  • 障害があろうとゲーム上ではフラットの関係。ハンデとか関係ない。
  • プレイスキルが上手でない人に対しての煽りになる。
  • マーク付いてる人を避ける様になる。

が目立ちました。とても正直な意見だなって思いますし、マークを付けるだけなら必ずこうなるでしょう。こういう意見が多いのは頷けます。ですがせっかくの機会だし、もうちょっと発展する意見も出してみようかと思います。

 

案を出した人の想いは、障害を持っている人でも楽しく遊べる様にしたい、ってことだと思います。その為にプレイヤー間で配慮をしてもらえる様にマークを付けるって案に辿り着いたと思うんです。ただ、上に述べた様にこれだとやはり差別を助長してしまう側面もあります。

何がいけないのか。それはマークを使う事が仕分けになってしまうことだと思います。少し福祉専門の話になりますが、障害を持っている人の多くの願いは、健常者、障害者を分けないで考えて欲しい事です。その上で不自由なく過ごせる様に環境を作っていく事をノーマライゼーションと呼ばれる考え方で、福祉に携わる人には当たり前の前提です。

マークを付けるという事だけでは、配慮を促す事は出来ますが、障害を持っている人が望んでいる事にはならないかと考えられますね。

 

では、どうすればいいのか。障害を持っている方が望むのは、不自由なく楽しく遊べることと仮定すれば、障害に合わせたUIを作ってしまう事が必要かと思います。現段階でも聴覚ハンデがある人でも視覚的に分かる様にしているシステムが実装されています。それを障害に合わせて作っていく事が必要です。

片腕でプレイする、足でプレイするなど、その人に合うUIを設定し操作性を補助することで、ハンデが減るのではないでしょうか。ハンデが減り、所謂普通にプレイが出来るようになれば、健常、障害で分ける必要がなくなります。目指すべき形はここかと思います。

 

実際に片手で操作するにはどういうホットバーにすれば良いかヒーラーで試し、動画にして公開している人もいます。こういう実際にやりやすい形を模索してくれる人もいます。こういう情報を公式を通して共有出来ればいいなと思います。

 

何もともかく、公式の運営チームが今後どういう方針を持ってこういう課題に当たっていくのか、それとも特に手入れはしないのかは分かりませんが、個人的には誰でも遊べるゲームになって欲しいなって思います(とても難しいとは理解してます)。