ホノユカのブログ

音楽と漫画とFF14を愛するブログ

FF14 創作小説。バッカスの酒。

“失礼します。あなたがグラント様でしょうか?”


 ああ、記者の方ですね。お待ちしておりました。はい、私がグラントです。


“この度はバッカスの酒の再生、バッカスグレープの木の再発見に関わられたと聞きまして。是非一度お話しを聞かせて頂けたら。”


 ふふふ。関わったと言いましても、たまたま見つけたまででして…。本来なら取材を受けるような立場ではないんですけどね。全てはこのような大きなプロジェクトに携わる機会を下さったビルギレント様の功績だと思います。


“グラント様から見てこれから再販されるバッカスの酒、その出来栄えはどのように感じていますでしょうか”


 そうですね…。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、間違いなく今までのワインの常識を覆すように遥かに上回るかと。味、香り、舌触り。全てに置いてです。ただですね、いかんせんまだ準備できる本数が少なく…。一般の方に飲んでもらえるようになるのは当分先になってしまうでしょうね。そればかりが残念でなりません。


“かなりの自信があると伺えますね。グラント様はどうしてワイン作りを始めたので?”


 私ね、実は少し前まで冒険者だったんですよ。自分で言うのもなんですが、そこそこは期待されていたルーキーでしてね。それこそエオルゼアの平和を支えるような仕事もしていたんですよ…。


 あれ?…はは、信じられないって顔してますね。ふふふ、まぁ兎も角ですね、重要な依頼を失敗してしまいまして。信じてた仲間からも失望されました。
 
 …いや、どうかな。私の代わりが見つかった、という事でお役御免と言った方が良いかもしれませんね。私が果たせなかった依頼を代わりに片付けてくれた人がいましてね。それからは皆そっちに夢中でした。


“……”

 

 …ぐぅう…ああぁ、駄目ですね。今だにこの話をしますと頭が痛くなってくる。…どうでしょう、そこのベンチに座ってゆっくり話しを聞いていただけないでしょうか。


“…え、ええ。お願いします”


 快諾ありがとうございます。そろそろこの思い出とも決別したくて。今日、記者さんが来ると知り、どうにか聞いて欲しいと思っていました。


 それで…ああ。トラッハトゥームさんが私の代わりになったところからですね。トラッハトゥームさんのことはご存知です?


 そうそう、あの英雄トラッハトゥームです。彼すごいですよね。ものの数年ですっかりと有名になってしまいました。本当にすごいものです…本当に。


 …私ね、実は彼と面識があったんですよ。初めて会った時は、嘘ばっかだし、卑怯な勝負ばかり挑んでくるので、内心見下してたんですよ。ただね、それは振りだった。私が依頼を失敗して殺されそうになった時にね、颯爽と現れてあのタイタンを力だけで捩じ伏せたんです。いや、彼風に言うならタコタンか。私が何をどうしようとびくともしなかったのにね。今思えば、私の力を測るのに道化を演じていたのが分かりますよ。


 それからですね、傷も癒えて現場に復帰したんですが、誰も私を見てくれないんですよ。みーんな新たな英雄のトラッハトゥームに夢中だ。虚しかったですよ。そう、虚しかった…。ただ一度の失敗で、居場所が消えてしまったんです…。


 …それまで!それまであちこち世界中を飛び回ってきたのは私だ!命懸けで暁の依頼もこなしてきたのに…!世界のためだと仲間と協力して…!


 …すいません。少し熱くなってしまいました。ともかく、より強い者が現れたら、もう用済みになるのが冒険者なんです。


 ふふ、笑っちゃいますよね。当時はあちこち行かされて面倒くせぇな、なんて悪態付いていたのに。いざ何も頼まれなくなると、寂しい、と思うなんて。


 あの頃の私は、その…とても面倒なやつでしてね。誰彼構わず突っかかって、そこらで喧嘩して、金があれば酒と女に溺れて…。その内、本当に誰もいなくなりました。


 そんな時です、ビルギレント様から声を掛けて頂いたのは。彼はこう言ってくれました。


「そんなに酒が飲みたいならワインポートで共にワインを作らないか」


 と。初めは疑ってかかりましたよ。そんな都合良い話があるもんか、普通はそう考えちゃいますよ。でもですね、ビルギレント様は本気でした。曰く、絶滅したと思っていたバッカスグレープを発見するような、そんなワインの神に愛されてるやつをみすみす見逃してたまるかと。これは慈悲ではない、ビジネスだと。そう仰ってくれたんです。


 嬉しかった。まだ私を必要としてくれてる人がいる。それが堪らなく嬉しかった…。


 本当はですね、バッカスグレープを再発見したのは私じゃないんですよ。本当の発見者は、ここからもっと南の方に小屋を建てて暮らすような、変わった人でした。顔も名前も、もう覚えていませんが、その人が本当の発見者なんです。その時はお互いワインなんかの知識もなくてですね、たまたま使っていた葉っぱがバッカスグレープだった、それだけです。それを私がたまたま依頼と同時に持ち帰ったのです。


 …私は1人で何も成し遂げてないんですよ。だからこそワイン作りに没頭しました。私を必要と言ってくれた人へ恩義を返す為に。何かを成し遂げる為に。長くなりましたが、それがワイン作りを始めたきっかけですね。


“…その、なんていうか、壮大過ぎてとても“


 信じられない、そう言いたいのですか?


 ふふ、面白いことを仰りますね。…そろそろ茶番は終わらせましょう。記者さん、あなた、本当は暁の手の者でしょう?こちらの経緯なぞ知っている筈です。


“…なっ!?”

 

 …何故?私にはちょっとした特異体質がありましてね。見えてしまったんですよ、あなたの過去が。今はあの銀髪の坊ちゃんが率いているんですね。もしかしてミンフィリアさんは逝きましたか?


 …そうですか。…ふふっ。…ああ、いやいや気にしないでください。それで私にどういう用でして?


”…先日トラッハさんが蛮神ガルーダと交戦、討死にされました。もはやエオルゼアで蛮神に“


 ちょっとちょっと!トラッハトゥームさんが!?あの英雄が死んだ?…うわぁ…世界は広いなぁ…。


 …ああぁ、ああ、なるほど。それで私に。つまり、『元』英雄に白羽の矢が立ったと…。


 はぁっはっはっは!…笑い事じゃないって?こんな愉快な事が?笑い事じゃないだって!?私を勝手に見限った連中が死んでいき!残った残党が見限ったはずの私に助けてくれと抜かしてくる!こんな愉快な事はそうそうないですよ!生きてきて良かったとさえ思える!まさに!こんな上等な喜劇を演じられるなんて!


”喜劇なんかじゃ…!世界が危機に瀕している!今戦わなければここにも戦火が及びます!”


 ワインポートの為ならば、今一度剣を振るい、盾を構え、私の持てる全ての技を繰り出して住民を守りましょう。その為に命を失っても構わない。本望だ。しかしですね、世界の為になんて、命を無駄にするつもりは微塵もありません。


 …大体ですね、世界の危機という割りにまだまだ余裕あるじゃないですか。


“そんなこと…!”

 

 え、そんなことない?ではなぜ面識も繋がりもないあなたが私の説得に来るのです?世界が危機に瀕してるんですよ?そして私にしか解決出来ない案件だ。文字通り世界の命運を左右する、とても大きな交渉になるでしょう。


 なのに来るのは下っ端の小間使い。組織のトップが来るのがせめてもの筋でしょうに。相も変わらずリーダーの座にふんぞり返って何か勘違いしてるじゃないですか。余裕がないなら余計なプライドなんて捨てて、今までの振る舞いをまず謝罪に来いと言いたいですね。


 まぁ、あなたに言っても仕方ない。直接言いますよ。本当は話なんてする義理もありませんが。リンクパールを貸してください。


 …え?…ない?…っち、どこまで舐めてんだよ…。ああ、失礼。ですが、余りの思い上がり振りにイライラしてしまいまして。…申し訳ない、協力は出来ない事をお伝えください。


 とは言え、お土産が何もないんじゃあ、貴方も格好がつかないですよね。


 こちらのワインをお渡しします。…本当はバッカスの酒が無事に販売出来たら、ここの皆と一緒に飲もうと楽しみにしていたんですがね。なに、事情を話せば皆分かってくれます。


 上手く売れば5千万ギルにはなるはずです。当面の軍資金にでも当ててください。もちろん味も保証しますよ。売るも飲むもお任せします。ですが、これで私と暁の関係は全て解消と、そうさせて頂きます。では、話を聞いていただきありがとうございました。『取材』はここまでで…。


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 そう言い残し、暁の元英雄グラントは葡萄畑の奥に消えた。後は追えない。無闇無策に追いかければ簡単に殺されそうだ。


“5千万のワインかぁ…”


 このまま暁に持ち帰れば、説得に失敗したとはいえ、5千万ギル分の働きをした事にはなる。なるにはなるが、懐に入ってくるのはせいぜい千ギルだ。持ち逃げの考えがどうしたってちらつく。5千万ギルなんて一生働いても稼げる額じゃない。


“…無理だなぁ“


 逃げ切れる訳がない。腐ってるが凄腕が揃う集団だ。新米の俺なんて数日もせずに捕まるのがオチだ。結局選択肢なんてない。依頼失敗を報告、ワインを渡す。それでいつもの気楽な毎日に戻れる。


 …待て。グラントは発見者は別にいると言っていた。ここまで話が大きくなっているのに、顔を出さないなんてあり得るのだろうか。名前も顔も覚えていない。たまたまバッカスグレープの葉を使っていた。そんな偶然が本当に?


 もしそいつが、まだバッカスグレープの葉を持っているとしたら…。バッカスの酒の量産に成功したら。ワインポートの評判はガタ落ちだ。あの狂人の英雄が放っておくだろうか…?


 …やめだやめだ。この案件は俺の手には余る。俺の役目はこの酒をボスに届ける。それでもらった端た金で酒飲んで女を抱いて寝る。それで良いだろう?


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 それが幸せと気付いたのは、遠くなる意識の中、埋められていく体を他人事のように見ながらだった。

 

 

 

 

 

私の中の椎名林檎を紐解く。

 椎名林檎さん。歴史を築いた生きる伝説的なシンガーソングライターと言えば良いのか。90年代から今までずっと最前線で活躍されている、文字通り日本を代表するアーティストです。

 

 紐解くと題しましたが、正直言いましてそこまで知識を持ち合わせていません。ただ、私が感じている椎名林檎の魅力を語ってみようと思います。では書いてみよう。

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報酬は入社後平行線で、東京は愛せど何も無い

リッケン620頂戴。19万も持っていない御茶ノ水

マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ。

毎晩絶頂に達しているだけ。

ラット1つを商売道具にしているさ。

そしたらベンジーが肺に映ってトリップ。

 

 ご存じの方も多いと思います。すでにカラオケのスタンダードとして愛され続けている「丸の内サドスティック」の冒頭です。意味分かる人は楽器をやった事がある人だと思います。

  • リッケン620
  • マーシャル
  • ラット
  • ベンジー

 はっきりメジャーではない用語がバンバン出てきていますが、メロディセンスに優れているので歌いやすいのは勿論、どこかメジャー路線の音楽を無意識に見下す癖のある一定数の捻くれた音楽通がニヤニヤしてしまうような用語を入れる事で、そういう層も味方に付けれたのではと思います。

 

 リッケン620とはリッケンバッカーというギターメイカーのギターの定番種類です。歌詞では19万も持っていない御茶ノ水とありますが、御茶ノ水は楽器屋さんが多く、ギターやベースを買う人が訪れることが多かった地域です。ちなみに19万とありますが、今は40万はするでしょうね…。

 

 マーシャルはアンプです。エレキギターのスピーカーと言えば良いのか、音を大きくするやつです。ラットは踏んでギターの音を変えるやつ、ベンジーは人口僅か15人の村長さんです。

 

 歌詞として取り上げるべき内容はもう一つあります。歌文学的且つ官能的であり、それなのに難解過ぎずエンタメに富む独創的な歌詞。椎名林檎の世界観を感じやすい代表的な特徴かと思います。

 

 「報酬は入社後平行線で」、という現代まで続くような夢のなさを感じられ、東京に何もないと言ってしまう、何を求めているのかが分からない状態。日本で東京以上に物流がしっかりしている場所はないと思います。しかも当時はネット配送も今ほどしっかりしていない。それなのに、東京には「何もない」と切って捨てています。雰囲気や常に入れ替わっていく人々。日が変わっていけば街並みも変化していく。物を求めていなくても目に入るものや肌で感じるものは、常に変わっていく。東京を愛しているのは、こういう部分だったのかなと、私は解釈しています。

 

 「毎晩絶頂に達しているだけ」。文学的に想像しながら読めば、不特定多数の男性に抱かれて毎晩オーガズムに達している、という文に読めます。ふしだらで艶めいていて、性的に奔放な椎名林檎像が浮かび上がります。ですが、私は少し捻くれた解釈を交えたいと思います。

 

 大きい舞台、多くの人の耳目が集まる中で、注目を一身に浴びる。ゾクゾクっと一気に湧き上がる高揚感。ドーパミンとエンドルフィン、オキシトシンが脳から溢れる瞬間。それはまさに「絶頂」と呼べる体験と同等のものです。ライブ後のアーティストが妙に艶やかな表情だったり、全てを愛せる状態になっているのは、こういう事情だと思っています。

 

 ただし、後の歌詞で出てくる「青噛んで熟って頂戴」というフレーズでも分かるように、性的な用語をわざと分かりやすく散りばめる、官能的な演出でもあったりします。「青噛んで熟って」は言い換えて「青姦で逝って頂戴」になるのは簡単に読み取れますよね。つまり外での情事で性的に逝かせたい、そういう意味になります。だから文字を当て字にして意味をずらす(バレバレだけど)という手法を取っているのかと思います。

 

 さらにこの裏にあるのは「青噛んで」は、青い青春時代の少女から熟した大人になる瞬間を表現しているだと思います。終電で帰るってば、池袋。というフレーズもまだ性的に初さを匂わせていて、前述した絶頂の部分の歌詞にも当てはまりやすいです。

 

 ダブルミーニングというのか、叙述トリック的というのか。非常に取っ付きやすくも奥が深い、上等な官能小説を読んでいるような一節ですよね。

 

 僅か数行の歌詞でここまでの情報量を積み込む「丸の内サディスティック」。こんな官能的で刺激に溢れ、文学的な歌詞の曲が、世代を超えて愛され続けています。

 

 豆知識ですが、なぜリッケン620なのか。一緒に出てくる浅井健一(ベンジー)と言えば、テネシーローズのグレッチの姿が目に浮かびます。現にグレッチでぶってってお願いしています。ですが、ベンジーの愛機としてリッケンバッカーの620が実際に使われてもいるのです。むしろグレッチが定着するまではメインだったのかも…?

 

久しぶりに高難易度に挑戦。

どうも。こんばんは。ホノユカです。

 

最近はサブの補助部下ばかりでプレイしています。緩めに無理なくやっています。

 

ですが4月から零式1層くらいはやってみたいなって思いが沸々と沸き始め、武器ないし極やってからかなと何となく思っていました。

 

それで極エヌオーを攻略開始。久しぶりに賢者での攻略。BHでの高難易度はPHとはまた違う大変さがありますが、賢者は反射的に動けるから助かっています。ほぼ詠唱ないし。

 

やっぱり高難易度は楽しいなぁと思いながらプレイしています。ノーマルではないスピード感はハラハラしますし、死んだら終わるという圧力は怖いですが、それでも攻略しているという充実感はありますし、少し理解が深まるとそれだけで達成感もあります。

 

それでも。野良だと警戒心は拭えず発言は控えてしまいます。相談をしているのを眺めている、自分だけ確認するという、チームプレイとは離れた場所にいることを実感します。

 

色々と制限があるなかで、付き合ってくれる身内の皆様。失礼なこともしてしまいがちですが、今後ともよろしくお願いいたします。

漆黒・暁月を振り返って。

久々にFF14の内容です。

 

現在、HonoYukaは完全にお休みして、サブキャラメインで遊んでいます。

 

それで先日暁月の6.0を終えましたので、やり直して見えた今の感想を書いてみたいと思います。実はメインの時はみんなに追いつきたい一心で、結構な頻度でスキップしてたから、細部を知らなかったりしました。

 

漆黒は本当に感情を揺さぶられます。出会いと別れ。光と闇。相対して混ざって、大きな感情に昇華していく。それが本当に効いていて、何度も涙が出ました。

私的に感動した箇所。

・水晶が悪者演技をネタバレされてるところ

・セトとアルバート

アルバートの魂を持っていくとこ

・指パッチン

どうでしょうか。同じようなところで感動した人は多そうですよね。それとラハを迎えにいくシーン。最高っす。

 

暁月は今までの総決算。やって思ったのが、一個のクエストが結構な割合でムービーも含むので、めちゃくちゃ時間が溶けていく。そして濃い。

 

随所に「どうするんだ?」って謎も多くて、ストーリーを気にさせる。そして戦争が終わる章ですが、終戦処理がとんでもなく重い。いや、そりゃそうだよなぁ。自分たちには使えない未知の力を使う野蛮人が、自分たちの国に踏み入ってきたら、そりゃあ怖いよね。バンバン人が死んでいく。重く苦しい。本当にガレマルドは辛い。

 

と思ったらラザハンの終末はもっと辛くて…。メインのt時から思ってたけど、こんなに行きたくないIDは他にないよ。アルカーゾラ族の家族が化け物に変わるシーンを毎回強制で見るの本当にきつい。本当にここ運営のメンタル疑う。絶対メンタルブレイクしてるもん。

 

エルピスはエメトセルク、ヒュトロダエウス、ヴェーネス、それに元凶二人組。物語の佳境に入っていく実感がありました。

エメトセルクの人気がすごいのは知っていますし分かります。ツンデレぶりがパーフェクト。ですが正直に言います。私はヒュトロダエウスの方が好きです。いや、顔が良いじゃん。物腰柔らかくて、いつも余裕ある感じ。好きになるよね。あと声もいいんだ。声?話し方?めっちゃ好きよね。もっと欲しかったなぁ。

 

ハイデリン。あんなん泣くわ。もうさ。切ないし。良かったねってなるし。お疲れ様ってなるし。情緒がぐちゃぐちゃにされちゃうよ。卑怯。ここの運営は泣かせにくると、本当に容赦ない。

 

ウルティマトゥーレ。まぁ初見じゃないから先知ってるから余裕あったけど、やっぱ一人になると寂しくなっていくしね。みんな健気で「らしく」去っていくからさ。

そこにきてエメとヒュのコンビじゃん。やっぱ初見ほどは感動しないけど、いや普通に感動するよう。エメトセルクが本当に、本当に良い激励をしてくれるんですよ。最高だよ。

 

で、終焉倒して最後にゼノス。彼は本当に本質しか見ないよね。邪魔は全て邪魔でしかない。好敵手というと軽いけど、最後は本当に「友」だったと思う。主人公=プレイヤーでもあるから、主人公に本質なんてないけれど、1番深く理解できていて、それを提供出来たのはゼノスだけだったのかも。

 

それで暁、解散。読後感の素晴らしい小説を見ていた気分。「暁月のフィナーレ」、暁の最後を本当に良く表現してる。

 

本当に良い体験した。

 

黄金はこの二つと比べられがちで、確かに私も少し辛い評価をしているけど、黄金が漆黒と暁月より面白くなる事ってかなり難しいと思う。だって物語の終盤ら辺で感動のカタルシスを解き放ってる最中の物語と、物語序盤で伏線や謎を散りばめている最中の話を比べたら、公平の批評は出来てないと思う。

 

という事で締めくくります。

 

小説を書く理由

小説書きを再開しました。とりあえず1作だけでも完結させてあげたい。

 

小説と言うと、とてもなんか大きいものを感じますが、今はあちこちに無料でアップロードできるサイトが溢れ、誰でも小説家になれます。スマホがあれば誰でもチャレンジ出来るお手軽さも魅力ですよね。

 

私が初めて物語を作ったのは、まだ10代の頃。作詞作曲の息抜きで書いてみました。それから「小説家になろう」という流行りが出来て、一度載せたことがあります。就職をして辞めてしまいましたが。今思えばただ作った歌詞を載せてただけ…。詩集だったかも。

 

もとより何かを表現するという事が好きです。しかし、プレッシャーに弱く緊張しやすく、対面でお話しをして感情を発露する事が苦手です。電話だと顕著にその傾向が出て、吃ってしまう心因的要因による『獲得性吃音』も少しあり、なかなかお話しをして感情を整理するという事が難しいです。普通の人だと普通に会話で完結しているアウトプットが思うように出来ないので、他の方法で出していくしかない面もあります。

 

ただ人っていう生物は、インプットしたらその分をしっかりアウトプットしないと心に負担が貯まります。それがうつ病だったり双極性障害だったり、心の病に繋がっていくのです。なので貯まった刺激や感情は定期的に消化しましょう。

 

と、何も偉そうに人に言える立場ではない、アウトプットが上手く出来ないと日々苦しんでいる私ですが、芸術関係はジャンルを問わずに好きですので、そういう事でアウトプットしたいと常々思っています。

 

お芝居関連や音楽、絵画なんかも興味があって若い頃はよく見ていました。今はお金や時間もなく出来なくなりましたが…。簡単に言ってしまえば芸術関係は基本なんでも好きです。

 

もちろん小説も好きです。とは言え、年に3、4冊程度しか読みませんので。本当の小説好きさん達からすれば、「好きとは?」と問い詰められてしまいそうですが、好きなものは好きなので許してください。代わりに音楽でマウントを取ってもいいのですが、何も実りそうにないですし。マウント返されたらそれこそ救いようのない…。

 

脱線しましたが、私が小説を書くのは、「心の整理をするため」という事。文章を作る事に自信があって、それを認めてもらいたいって承認欲に溢れてる訳でもなく(多少はある)、自分が自分らしくある為の作業です。

 

小説書いてると没頭出来ますし、スマホ一本で出来るし、無料だし。安上がりで自分の妄想を書けば出来るから最高ですよね。あくまで私の生活基盤は子が第一、仕事が第二。趣味はそこまで順位が高くないです。だからこそ良いのです。

 

嬉しい事に何件かDMいただいて応援されたりしています。ありがとうございます。なかには商業化を目指して頑張ってくださいなんて意見も!ものすごく身の丈に合わないような評価をいただき、少し驚いていますが、やっぱり自分が作った作品が誰かの心に刺さるって嬉しいですよね。自信にはしませんが、励みになりました。

 

ただ、今は自分が好きなように書いて、自分が好きだと思える文章に近づけるように頑張る事で精一杯ですし、本当に色んな人の作品見て学んでいる最中です。

 

出来たら同じ現代ドラマのミステリや大人の恋愛もの、リアルな青春ものがあったら教えてください!勉強します!性的な描写があっても全然ありです。ただの行為のあれこれじゃなくて文学的なエロだったらですが。

 

という報告でした。

生存報告と心境と抱負。

八月頃に、かなり踏み込んだ内容のブログを書きました。

今でも、あの記事を公開したことが正解だったのかどうか、はっきりとは分かりません。


読み返すと、恥ずかしさもあります。

あまりにも生々しくて、感情が剥き出しで、よくこれを世に出したなと思います。

でも同時に、あの時の私は、それくらい追い詰められていました。


書かなければ、きっと自分の中で何かが壊れていた。

あの記事は説明ではなく、ほとんど悲鳴だったのだと思います。


あれからしばらく時間が経ちました。

今は、当時よりは穏やかに過ごしています。

少なくとも、「今日を乗り切れるかどうか」で毎朝目を覚ますような状態ではなくなりました。


ただ、何かが解決したわけではありません。

状況が良くなったというよりも、私自身が、壊れないための距離を取れるようになった、という方が近い気がしています。


嵐が去ったというより、嵐の中心から少し外に出ただけ。

風はまだ強いし、油断すればすぐに引き戻されそうです。


夫との関係について、「今はどうなの?」と聞かれることがあります。


正直に言えば、「大丈夫」という言葉で片付けられるほど単純ではありません。

関係が良くなったわけでも、問題が消えたわけでもないです。


私自身が、夫に踏み込むラインを意識的に浅くしました。

深く入り込みすぎない。

全部を理解しようとしない。

全部を背負おうとしない。


そうすることで、心がざわつく回数は減りました。

でもそれは、少し距離を置いた結果でもあります。


愛情や絆が薄れたのかもしれません。

正直、分かりません。

それを確かめる余裕すら、今の私にはありません。


それでも、夫が辛い時に話を聞く時間を作ること、支えようとする姿勢自体は続けています。

距離を取ることと、見捨てることは違う。

そう言い聞かせながら、なんとか踏ん張っています。


来年度から、上の娘が小学生になります。それだけのことで、不安が次々に湧いてきます。

入学準備、生活リズムの変化、親としての役割。

「ちゃんとやれるのか」「回らなくなったらどうしよう」

考え出すと、きりがありません。


この状態で、これまでと同じように夫を支え続けることは、正直かなりしんどいです。

気力も体力も、無限ではありません。


だから、私は一つ選択をしました。

管理職になったばかりでしたが、今月から完全に役職を降ろしてもらい、いち職員として働いています。


悔しさがないと言えば嘘になります。

「ここまで積み上げてきたのに」という気持ちは、確かにあります。

でも、今の自分に無理をさせ続けたら、もっと大切なものを失う気がしました。

それが何なのかは、はっきりとは言えません。

でも、「自分自身」であることだけは確かです。

 

昨年を振り返ると、本当に心労が絶えない一年でした。


夫のうつ状態が悪化し、私自身も「もらい鬱」に近い状態になって休職したこと。

祖母が亡くなったこと。

コロナによる施設内クラスターでの20連夜勤。

ゲームでの対人トラブルが続いたこと。

信頼していた友人からの裏切り。

職場の異性からのしつこい誘い。

そして、あのブログに書いた出来事。


こうして並べてみると、「よく倒れなかったな」と思います。

当時は、ただ必死でした。

止まったら終わる気がして、考える余裕もなく、走り続けていました。


今になって、ようやく疲れを自覚して休まなきゃと思っています。


その疲れは、趣味にも、居場所にも、はっきりと影響しています。

続けていた小説の執筆は、途中で止まってしまいました。

頭の中には、今もプロットがあります。

物語の流れも、結末も、ちゃんとあります。


でも、文章にするには、あまりにも余裕が足りません。

言葉を選び、構成を考え、納得いくまで向き合う作業は、心を削ります。

今の私には、その覚悟が持てない。


宙ぶらりんのままなのが悔しいです。

それでも、無理に再開して、書くこと自体が嫌いになってしまうのは避けたい。

だから今は、「また向き合いたい」という気持ちだけを、なんとか手放さずにいます。


ゲーム(FF14)も、私にとって大切な居場所です。

今もCWLSの代表という立場には置かせてもらっていますが、

実際のプレイはかなり控えめになっています。

ログインできるのは、ほとんどが午前0時を過ぎてから。


イベントを企画して、みんなで楽しんでもらう余裕はありません。

申し訳なさを感じる日もあります。


それに、対人関係にかなり臆病になっています。

今は、本当にごく一部の人と、たまに遊ぶくらいです。


それでも、このゲームをやめてしまったら、きっと私の心は折れます。

現実とは少し違う場所で、自分を保つ時間。

逃げだと言われても構いません。

今の私には、確かに必要な支えです。


以前は高難易度コンテンツに挑戦するのが当たり前でした。

今は、予習や復習が必要なものに向き合う気力がありません。

中途半端になってしまった自分が、悔しいです。


でも、生きることを優先するなら、出来ないことが増えるのは仕方がない。

今はそう思うようにしています。


それから、SNSについて。

ゲーム用のSNSを含めて、ほとんど動かさなくなりました。

意識的に距離を取っている部分もあります。


過去の対人トラブルが、思っている以上に尾を引いています。

文字を打とうとすると、余計なことを考えてしまったり、怖くなったりする。

以前のように、気軽に発信することが出来なくなっていました。


人と繋がる場所だったはずなのに、いつの間にか、消耗する場所になってしまっていたのだと思います。

ここも、どうにかしたい気持ちはあります。

完全に断ち切りたいわけではありません。

ただ、今はまだ、距離が必要な時期なのだと思っています。


それでも、来年は少しだけ、落ち着いた年にしたいです。

劇的に何かを変えたいわけではありません。

ただ、無理をしないこと。

背負いすぎないこと。

「今日を終えられた自分」を、ほんの少し認めること。


正直、うまく出来る自信はありません。

また立ち止まる日も、弱音を吐く日もあると思います。


それでも、今の私は、踏ん張っています。

投げ出していません。

諦めきってもいません。


このブログも、その一つです。

弱音を吐きながら、それでも前を向こうとしている、その記録だと思っています。


今はまだ、立て直しの途中です。

でも、途中であること自体が、ちゃんと生きている証拠だと、今は思いたいです。

泣き言。

告白すれば幾らか気持ちが収まる事を期待してたけど、あまり変わっていない。やっぱ眠れないしね。情けないけど1人だと泣いてしまう。ゲームもしばらくやめようかと思ったけど、孤独が辛くて結局やめれていない。けどログインしても誰かと関わるのが億劫だったり、やっぱ意味もなく涙が出てしまったりで、とてもじゃないけど身内と遊ぶのは無理。事情を知らない人から話しかけられるけど、それに対してもあんま良い感情を抱けない。知ってる人からは気を遣われるけど、それも申し訳ない。やっぱログインするのはやめた方がいいと思った。もう自分の情緒が分からない。

 

自分の精神状態は、我慢出来るかって言えば我慢出来る状態だと思う。だからうつ病かと言われればそこまでには達してないと思う。仕事も出来るし、家事も出来る。子どもの相手も出来る。でも辛くはある。我慢してるだけだ。

 

この我慢をあとどれくらいすれば良い?

この我慢は報われるの?なんで私だけこんな頑張らなきゃならないの?

 

そう思い始めてしまった。もう駄目。心が折れる。とてもじゃないけど頑張れる気がしない。なんにもやる気が起きない。でもやらなきゃいけないんだよ。もう表情を取り繕う事も出来ないけど、ご飯も洗濯も掃除もゴミ捨てもやらなきゃいけないんだよ。責任だけは投げちゃ駄目だ。そこだけは辞めちゃダメだと言い聞かせてやってくしかない。

 

ただひたすらに辛い。頑張るのをやめなきゃいけないのにやめられない。ずっと続く。これ以上耐えられる自信がない。